首里城の火災 構造ごとの耐火性
こんにちは。
先月火災で焼失してしまった首里城ですが、
原形がわからないほど焼けてしまっています。
再建に長い期間がかかると思いますが、
首里城火災の寄付金が11月4日の時点で2億円以上集まっており、
たくさんの方が首里城の再建を願っています。
首里城のような木造の場合、
柱の表面が黒く焦げて、柱の内部が燃えるまで時間が掛かります。
そのため、柱が燃える前に鎮火し、柱が残ることがあります。
鉄骨造の火災の場合、
鉄骨は燃えませんが、一定の温度に達すると変形してしまうことがあります。
耐火性・断熱性の高い材料で鉄骨を覆いますし、
一定の温度に達するまで避難するのに十分な時間がありますので、
鉄骨造が危険というわけではありません。
鉄筋コンクリート造は
1000℃程度の高温にも耐えられ、長時間火災が続かない限り、
火災に耐えることができる構造です。
しかし、変色、ひび割れをすることもあります。
3つの構造の特徴をそれぞれお話しましたが
どの構造も火災が発生したら
家具やカーテン、壁紙がまず燃えます。
外からの火事の場合も外壁から燃えます。
構造が燃えたり、直接火が当たるのはその後です。
火災がおきるとその建物に住む事は難しく、
ほとんどの場合建て直さなければいけませんので、
火災にならない事が大切です。
これから寒くなるとストーブなど暖房機器を使い、
火災がおきやすくなるのでより一層注意しましょう。
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